台湾大學語学センターの新しい教科書「台湾多視角」の授業について
台湾大學の新しい教科書「台湾多視角」を用いた授業はどのような内容だったかを書きたいと思います。
実用視聴華語3を終わった次の春季から使いましたので実用視聴華語だと4と5に相当するレベルだと思います。
全部で12課あり、1学期で6課ごと進みます。ひとつの課には対話方式と短文方式の2つがあり、話す、聞く、読む、書くをそれぞれ学べるようになっています。
テーマは前半の6課は旅行や婚姻などの習慣、後半は教育制度、産業など少々固い内容です。
教科書の文法の部分には解説がありません。今だとネットででも調べられるからと先生は言いますが、私が検索したときはあまり役にたつ日本語サイトはありませんでした。先生の説明と使い方が違う解説のものが多かった印象です。先生が用意したパワーポイントで単語と文法について先生が解説してくれます。最初は、こんな単語使うのかなと思いましたが、今読んでいる中国語で書かれた本には教科書で習った単語や語法がひんぱんに出てきますので、まったく無駄ではないのが実感できます。
前半は3回、後半は4回のプレゼンがありましたが、後半はより厳しい制約があり、プレゼン後クラスメートの質問に答えなければなりません。また自分もほかのクラスメートのプレゼンの内容について最低3人に質問をしなければいけませんでした。もちろんパワーポイントで資料を作成します。
後半の授業のプレゼンのテーマは、
1回目 自分の国を代表する会社についてどのように創業されて、どのような業種で強みは何かなど
2回目 世界的な発明を一つ選んでそれがどのような影響を世の中にあたえたのか伝える
3回目 自分の国の教育または医療改革について説明する
4回目 地方創生の例をあげて良い点、悪い点を含め説明する
プレゼンがある週の前の週末はプレゼンの準備をしていました。
また授業では「〇〇主義」についてクラス2つに分かれてディスカッションするとか、2人ずつ組みになって将来こういう技術でこういうことをやりたい、とか発表するというのもあり、なかなかハードでしたが、無事終えることができました。