九份に一泊してきました
九份に行ってきました。今回はツアー参加ではなく、忠孝復興駅近くのバス停から基隆バス1062号に乗って、乗り換えなしで1時間と少しで、九份老街に到着しました。
始発の忠孝復興駅、途中の松山駅と瑞芳駅からたくさん人が乗ってきます。松山駅を過ぎると高速道路に入るので、シートベルトを締めるように運転手さんに言われます。九份老街は終点ではありませんが、到着すると運転手さんが「九份(ジョウフン)!!」って大声で叫ぶので、うとうとしていても多分大丈夫です。
日が暮れてから九份の象徴とも言える「阿妹茶楼」に行きました。写真を撮る人が多いので、周辺はすごい混雑です。阿妹茶楼の写真を撮るベストポイントである向かいの海悦楼も階段には人があふれ、入場制限をしていました。こちらはテラス席は予約が必要です。
でも実際に阿妹茶楼でお茶をする人は写真を撮る人のほんの一部なので、意外に席があります。階段を上がって入口で人数を伝えると「お茶を飲む?」と日本語で聞かれました。上に上がれと言われ上がると、ちょうど窓際の席に案内されました。一人300元のお茶セットを注文しました。しばらくすると茶器一式が運ばれてきました。お茶の淹れ方は日本語で説明してもらえます。テーブル下に火にかけられたやかんが置いてあって、お湯を注ぎながら何杯も飲めます。お湯は店員さんがたびたび追加しにきてくれます。
後ろの席にはあとからツアーの日本人のお客さんがたくさん入ってきましたが、すぐにいなくなってしまいました。ツアーだとやはり時間制限との闘いになってしまいます。私は2時間ちかくのんびり夜景をみながらウーロン茶を飲んでいました。
あとから隣に座った日本人女性が、「こういう中華式のお茶がのみたかったんだよね」と言っているのが聞こえました。日本人は旅でその土地の文化を体験することを大事にする人が多い印象です。台湾人、香港人は写真を撮ることが第一目的の人が多い気がします。
日中の阿妹茶楼。奥のテラスでたくさんの人がお茶を飲んでいました。
九份は芋圓(ユーユエン)が有名で、何店舗かお店がありますが、私はいつも阿柑姨芋圓でいただきます。阿柑姨芋圓は長~い階段を上ったところにあります。店の奥に景色をみながら食べられる広いスペースがあります。が、窓際は争奪戦になります。これは総合芋圓冰55元