外帯と打包
台湾ではもともと外食が盛んですが、新型コロナウィルスの蔓延で、飲食店が閉鎖され、UBERやフードパンダなどのケータリング(「外送(ワイソンの)と言います)必要性が高まりました。新型コロナウィルスが落ち着いている今でもケータリングのバイクがひっきりなしに行きかいます。近くのドリンクやさんで注文したドリンクができるのを待っているときもライダーさんがお客さんの頼んだドリンクのピックアップに来ます。ケータリング以外でもテイクアウト(「外帯」(ワイダイ)と言います)も盛んです。アパートでも朝、家族全員分の朝食を買ってきたのかなと思える、両手いっぱいにビニール袋を下げたお父さんを見ることもたびたび。
それから日本ではほとんどの飲食店では行っていない、余った料理の持ち帰り(「打包」(ダーバオ)と言います)もたいてい可能です。日系のお店でも可能で、大阪王将で食事をしたときは、食べきれなかったものは打包をにしてもらいます。追加料金なしで、使い捨て容器に入れてくれます。一度は汁気のあるところとないところを別の容器に入れて、使い捨てのレンゲまで入っていたことがありました。レンゲまでのサービスは必要ないですが、残したくないけど一度に食べきれないときは本当に助かります。
コメダ珈琲(こちらでは「客美多」(カメイドォ)と言います)では、日本ではできないたまごサンドのテイクアウトができるのが個人的にはうれしいです。ランチに差し入れるとボリュームもあっておいしいので喜ばれます。テイクアウトの容器には30分以内に食べてというシールが貼ってありますが、店員さんから、念を押されることはありませんでした。あとは自己責任なのでしょうね。私は差し入れのときは保冷剤を用意していきます。
日本よりデジタル化が進んでペーパーレスの一方で打包や外帯で大量の紙製品を使用している台湾。もちろん紙は再資源なので分別してごみを捨てますが、ちょっと不思議な気がします。。