台湾生活

映画「尋找湯德章」を見ました

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映画「尋找湯德章」を見てきました。日本でも公開された台湾のドキュメンタリー映画「灣生回家」の黃銘正氏と連楨惠監督による新作のドキュメンタリーです。台湾では3月15日から公開されています。
この映画は「灣生回家」の監督の新作ということで見に行ったのですが、二二八事件関連とは知りませんでした。映画の予告編を見ると、「湯德章って誰?」と言うので、私も誰?と思い映画館に行きました。人権博物館に行ってから、受難者が導いているかのようです。
主人公の湯德章氏は戦前の日本で司法試験に合格し、台南で弁護士をされていた方です。国民党軍により公開処刑されました。もちろん国民党軍がいうようなことは何もしていません。
湯德章氏の父親は日本の熊本県出身で台湾で警察官をされていましたが、德章氏が8歳の時、抗日事件により亡くなりました。母親は台湾人です。
台南には湯德章記念公園があり、有名な莉莉水果店のオーナーが記録保存に尽力をされています。莉莉水果店といえば、台湾人の知り合いが台南に行くなら絶対行って、トマトを食べろというので、行って食べた思い出があります。トマトは砂糖をつけて食べるのだそうです。人気店なので、お客さんがいつもいっぱいでした。

日本公開されたら、みんなに見ていただきたい映画です。私は映画に感動して、本を買って今読んでいるところです。中国語の本ですが、もとは日本で発行されていた「汝、ふたつの故国に殉ず ―台湾で「英雄」となったある日本人の物語」です。台南に行って湯德章氏の足跡もぜひ巡りたいと思います。

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小 甜
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オーバー60歳で、台湾に語学留学しました。何度も旅行で来てマニアックな経験も相当したし、日本から近いし、安全って言われているし・・・でも、いざ留学生として住んでみるとやっぱりいろいろな問題にぶちあたります。いっぽうでは、留学生の間で難しいといわれていることがあっさり解決できて、ちまたの情報は古いのか?と思うこともあります。私が日々経験するあたらしい台湾生活をご紹介していきたいと思います!
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