二二八国家記念館

2月28日は台湾の祝日、228事件の記念日です。日本が敗戦により台湾の統治を放棄したあとの1947年に闇たばこを売っていた女性に政府の高官が暴力をふるったことをきっかけに台湾全土に広がった民主化運動です。歴史の授業で、「犬が去って豚が来た」と聞いたことがあると思いますが、当時の台湾は中国からやってきた国民党が汚職や市民に理由なく発砲するといったことがあり、また民主的な選挙が行われなかったため、民主化を求める人たちが政府により拉致され殺害されました。多くはエリートと呼ばれる青年で、日本で学んだ、将来の台湾を支える貴重な人材もたくさんいました。
映画「非情城市」で事件の名前を知っているだけだったので（映画は「梁朝偉」が素敵だった記憶しかない）、もっと歴史を知るため、二二八国家記念館に行ってきました。
QRコードを読み取ると、日本語の開設が聞けますので、ほかの人の邪魔にならないようイヤフォンを持参すると便利だと思います。

小　甜

サイト運営者

オーバー60歳で、台湾に語学留学しました。何度も旅行で来てマニアックな経験も相当したし、日本から近いし、安全って言われているし・・・でも、いざ留学生として住んでみるとやっぱりいろいろな問題にぶちあたります。いっぽうでは、留学生の間で難しいといわれていることがあっさり解決できて、ちまたの情報は古いのか？と思うこともあります。私が日々経験するあたらしい台湾生活をご紹介していきたいと思います！