台湾生活

元宵節-湯圓

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旧暦の1月15日は元宵節です。旧正月の最初の満月の日で、春の訪れを表します。「新年快楽」とあいさつするのもこの日まで。この日は湯圓(中にピーナツやゴマのペーストが入ったまるいお団子)を食べる習慣があります。またこの日は女性がランタンを持って夜遅くまで出歩いてもよいとされ、男性と出会う可能性が高くなるので、チャイニーズバレンタインデーとも呼ばれています。
台湾では各地でランタン祭りを開催しています。台北では市政府が主導して西門から北門周辺でランタンを展示していますが、いくつかのお寺でも展示しています。それは仏教でも道教でもこの日が重要な日とされていて、ランタンを灯してお祝いをすることが由来のようです。

湯圓を売るお店では店頭に並べた湯圓が飛ぶように売れて長い列が途切れません。電話もずっと鳴りっぱなしです。店頭では職人さんが一所懸命作っていました。
私は店内でゴマの湯圓をいただきました。シロップには金木犀が入っています。ほかのお客さんは肉入りの湯圓を注文している人も多かったです。店内で肉入りを食べて、ゴマやピーナッツの湯圓はお土産にしている人もいました。家族で食べるのでしょう。

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小 甜
小 甜
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オーバー60歳で、台湾に語学留学しました。何度も旅行で来てマニアックな経験も相当したし、日本から近いし、安全って言われているし・・・でも、いざ留学生として住んでみるとやっぱりいろいろな問題にぶちあたります。いっぽうでは、留学生の間で難しいといわれていることがあっさり解決できて、ちまたの情報は古いのか?と思うこともあります。私が日々経験するあたらしい台湾生活をご紹介していきたいと思います!
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