台湾のスタバは25周年!
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60から台湾で人生を1ミリうごかしてみる!
圓山ホテルは、第二次世界大戦後に設立された台北市中山区にある中華建築が見事なホテルで、1952年に建てられ、本館は1973年10月10日に完成しました。ホテルの場所にはもともと、日本統治時代の台湾神社がありましたが、1945年に台湾が主権を取り戻した後、台湾には外国の要人を迎えるための豪華な国家歓迎施設がなかったため、台湾神社は取り壊され、建築されました。本来は、外国の国家元首や政府首脳などの要人をもてなすために使用されていました。
現在は一般の旅行者も宿泊できるホテルになり、部屋は広々として、さらに広いベランダも付いています。街側の部屋のベランダからは、台北101も見えますし、松山空港に発着する飛行機も見ることができます。
私の初台湾旅行は、ここが宿泊ホテルでした。チケットと空港からホテルまで送迎してくれるツアーでしたが、ホテルは3か所ぐらいから選ぶことができたので、このホテルを選択していました。混載のバスがホテルに到着すると、その壮観な中華文化のいでたちにツアー客の歓声が上がりました。「次はここに泊まりたい」という女性たちの声が聞こえ、すこしだけ優越感に浸りながらバスを降りました。
交通の便はあまり良くないですが(現在は圓山駅との間をシャトルバスが往復しています)、その当時は、地下に気軽に食事ができるカジュアルなレストランがあり気に入っていたのですが、現在は無くなってしまったのが、寂しいですね。でも1階のカフェでゆっくりお茶を飲むのも雰囲気がいいです。
このホテルには東と西の2本の地下道があります。要人が万一のときに脱出できるように作られたという噂もありますが、非常時に宿泊客を誘導するためのものだそうです。