魯肉飯が好き

日本にいるときはルーローハンが好きで、台湾人がやっている食堂に行っては食べていたのですが、台北に来てからほとんど食べていません。ほかにも食べるのもがたくさんあるから、あえてルーローハンを食べなくてもいいというのもあるし、老舗の有名店はあまり店構えがきれいでないのも足が遠のいた一つの理由かもしれません。
店の建物やテーブルなどが古いのはいいのですが、床がいつも濡れているとか、食材や調味料を置いた棚につい目が行きます。
私の年代の台湾通と言われるような人達は、「きたない店がおいしいんだ」とか「きれいな店が増えてつまらない」とかよく言います。自分は台湾の食文化を受け入れられないのかな、とちょっと落ち込みますが、若い台湾人の友人たちはやっぱりきれいじゃないと、自分も嫌だと言います。自宅周辺の人気の朝食屋さんもやっぱりきれいなお店ばかりだし、味もおいしい。
有名店で並んでいたところ、使用した食器を籠には入れていますが、湿った床にどーんと置いたところを見たときは、思わず並んでいた列から離れました・・・。
どこかおいしいお店はないか？と検索していたら気になるルーローハンのお店を見つけました。
忠孝復興駅から5分ぐらいの恩恩努肉飯というお店です。中に入るとテーブルは５卓ぐらいの小さなお店ですが、こざっぱりしてきれいな店内です。
いただいたのが青菜とパイナップル苦瓜のスープがセットになったもの。スープには鶏肉もどーんと入っています。ルーローハンには目玉焼きがのっていて、焼き具合はお好みにできます。160元
青菜のお味もよく、ルーローハンももちろんおいしかったのですが、スープが驚くほどおいしいです。店主とお母さんがやっているのでしょうか、お二人ともとても感じが良かったですし、バランスがとれたセットメニューで、これは通うことになりそうです。

小　甜

サイト運営者

オーバー60歳で、台湾に語学留学しました。何度も旅行で来てマニアックな経験も相当したし、日本から近いし、安全って言われているし・・・でも、いざ留学生として住んでみるとやっぱりいろいろな問題にぶちあたります。いっぽうでは、留学生の間で難しいといわれていることがあっさり解決できて、ちまたの情報は古いのか？と思うこともあります。私が日々経験するあたらしい台湾生活をご紹介していきたいと思います！