台湾生活

台湾留学で自炊は必要?

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台湾っていたるところに食べ物屋さんがあって、一般家庭でも料理をあまりしないと聞いていました。実際に夕方になると家族連れで食事に来ているのをよくみます。学生向けのアパートだとキッチンがないところもめずらしくありません。ウーバーイーツやフードパンダなどのデリバリーも日本とは比べ物にならないくらい盛んです。

レストランやファーストフードのお店に入ると、まず「内用(ネイヨン)」「外帯(ワイダイ)」と聞かれます。「内用」はその店で食べること、「外帯」は持ち帰りのことです。そう持ち帰って家で食べることも多いのです。このまえも朝アパートの住人に会ったのですが、朝食らしいものを大量に持っていたので、家族分なのでしょう。

私も最初は、外で食べればいいやと思っていたのですが、ごはんをたくこともあるかと思い、台湾に来た早々に大同電鍋は買ってありました。日本でも使っていたのですが、大同電鍋の大きさは2種類で、6人用と10人用って一人には6人用でも大きすぎる、大同電気のHPを見ると、よく見る電鍋とはちょっと違う形の小さなものがあるようなので、それを購入するために忠孝復興の直営店に行きました。店員さんが言うには、小さなものはご飯を炊くと吹きこぼれるので、通常の電鍋がお勧めとのこと。ちょうど今限定の色があって、残り一つだけというので、見せてもらうと、ディズニー柄のパステルピンクのもので、めちゃくちゃかわいい。年齢的に合わないのでは?と思いましたが、限定品に弱いし、かわいいほうが気分が上がるからね、と買ってしまいました。その後”拝拝”でもらった桃まんを蒸したりしていましたが、ここにきて、連日の脂っこい台湾料理にやられて体調が悪くなりました。すべての台湾の食事が脂っこいわけではないですが、やはり食べなれていないと調子が悪くなるのかもしれません。セブンイレブンなどにはそばのお弁当もあったりしますし、お寿司屋さんでテイクアウトのお寿司を買うこともできますので、さっぱりしたものも食べられるのですが。

台湾のお米は日本のと同じ水分が多くて粘り気があっておいしいです。で、大同電鍋でおかゆをたきました。お米0.5合にお水を600ml、外鍋に300mlの水を入れてスイッチを押せは、勝手に炊いてくれます。日本からだしも持ってきたのでそれを入れるとカツオのいい香りがします。
結局、住んでみると簡単なものを自炊することが多いです。朝食のサンドイッチは台湾のマヨネーズが甘いので、日本のキューピーマヨネーズを買って自分で作っています。ごはんを炊いて、海苔佃煮が無性に食べたくなることもあります。食費の節約のため昼食は大学でお弁当を買いますが、結構飽きます。台湾には日系のお店が多いので、日本の味が恋しいときには助かります。ただ日本語の店名をつけていて日本っぽいお店も多いのですが、味は日本のとは違うので、注意が必要です。違いは違いで楽しいのですが・・・

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小 甜
小 甜
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オーバー60歳で、台湾に語学留学しました。何度も旅行で来てマニアックな経験も相当したし、日本から近いし、安全って言われているし・・・でも、いざ留学生として住んでみるとやっぱりいろいろな問題にぶちあたります。いっぽうでは、留学生の間で難しいといわれていることがあっさり解決できて、ちまたの情報は古いのか?と思うこともあります。私が日々経験するあたらしい台湾生活をご紹介していきたいと思います!
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