台湾で賃貸契約をする!
台湾では1年住む予定ですから、アパートの賃貸契約をしなければなりません。有名な賃貸契約のサイトは、「591房屋交易網」https://www.591.com.tw/(以下「591)です。「租屋(賃貸)」を選んで必要な条件を入れていくと、条件にあう物件が出てきます。写真が豊富にある物件だとイメージも付きやすいので、便利なサイトです。
留学を決めたときから、このサイトを見ていましたが、なかなか賃料が高いです。この2年内に4度の利上げをした台湾では、銀行から借り入れをして投資用マンションを購入している人が多いのです、利上げをすると銀行への返済額も多くなるため、それを家賃に反映させるのです。でないと持ち出しになってしまいます。
留学生の多くは、公寓といわれる外壁がレンガなどの、古いエレベーターがない共同住宅のワンルームか、シェアハウスに住んでいます。シェアハウスですが、もともとシェアハウスように建てた物件ではなく、ファミリー向けマンションを区切って、無理やり何部屋かのワンルームにしていたりする物件も多くあります。台北で学生だと15000元(68,000円)~19000元(86,000円)くらいの部屋に住む人が多いかと思いますが、いずれにしても今は円安なので、古いのを我慢するとか、小さくてもいいやとするのか、探すのにみんな苦労しているようです。クラスメートはほぼ全員シェアハウスに住んでいました。シェアハウスだと台湾人のルームメイトがいろいろ街を案内してくれるとか、雑談するので、日常会話力が上がるとかメリットもありますが、私の場合は、ルームメイトと年齢ギャップが大きいので、お互いに遠慮してしまうのでは、また1年間キッチンやシャワールームなどを他人と共用する生活はとても我慢ができそうになかったので、シェアハウスは選択からはずしました。実際にクラスメイトの中にはルームメイトが音に神経質で、食事しながらテレビを見たいのに見ることができないとか、いろいろ面倒なことも聞かされました。逆に夜単車に二人乗りして出かけたという人もいて、こればかりは運でしょう。
私の条件は、
・地震が心配なので、台北で大きな地震があった1999年以降に建った築20年以内
・もちろん学校から通いやすい場所
・できれば管理人がいるところ
・近くに公園がある(台北にはいたるところに公園があるので、不要な条件でした)
日本にいるときから毎日のように591を見て良い物件があるか探していましたが、なかなか条件にあう部屋がありません。台湾に行ってから住む家がないのは不安なので、日本人が代表をしている会社に連絡し、条件にあう物件を探してもらうことにしました。日本にいるうちにオンライン内覧もしました。ところが、大家さんが、私の年齢が原因で貸すことを渋っていました。年齢が高いといろいろリスクを考えたのでしょう。結局、解決策として、物件を見つけてくれた会社が、365日24時間サポートするということで大家さんに納得してもらい、無事借りることができました。この管理サポートですが、毎月少々の費用はかかりますが、大家さんと私の間に入って通訳や、住むうえでのトラブルなどをすぐに対応してもらえるということで、シニアに限らずまだ中国語が十分でない人にもありがたいサービスだと思います。また、私が借りた部屋は天井が高く、こんな高いところに電気がついている!ってことがあるのですが、この交換もやってもらえるので、安心です。でないと、脚立まで台湾で買わないといけなくなってしまいます・・・。
台湾の賃貸物件は家具付がほとんどで布団さえ買えば契約した日から住むことができます。
私の借りた部屋は電子レンジはありませんが、テレビも洗濯機も付いていました。
その後大家さんは、近所のいいお店情報や台北以外の行くべき観光地などをLINEしてくれたり、部屋の備品に問題があるときにもすぐに対応してくれとってもありがたいです。LINEの返信をするのも読むのも中国語の勉強にもなります。でも自分はまだまだ言いたいことが中国語で言えないし、こういう書き方は失礼にならないのか?と悩むことも多いのですが。大家さん直貸しの場合は、大家さんによって住みやすさが違うと思います。のんびりした人もいますが、うちの大家さんは不具合にもすぐに対応してくれるので、かなり幸運だったと思います。
私の借りたところは全部で153戸が入る12階建てマンションの1室で、築15年ほど。終日管理人さんがいます。向かいの部屋は窓から101が見えるのですが私の部屋からは見えません。最初は101が見える部屋がいいなぁと思ったのですが、西向きだとこれからの天気がわかるので、夏は雷雨が多い台北では101より天気が見えるほうが大いに役立つと思います。