語学留学

大学付属語学センターでの生活

運営者

留学の目的はもちろん中国語の勉強ですが、久しぶりの学生生活も楽しみたい。
最初は授業についていくのも大変で気持ちの余裕もないし、そもそも学校内の施設もよくわかりません。1か月ほどは自宅と語学センターを往復するだけの生活でした。台湾大學の大学院を卒業した人と言語交換サイトで知り合って、その人に学校を案内してもらい、それから学内を散策するのが楽しくなってきました。台湾大學の敷地は広大で、公館の駅から、語学センターがある科技大楼駅の方面まで、歩くとわき目もふらず歩いて20分以上かかります。構内にバスも走っていますが、学生はだいたい自転車で移動します。U-Bikeのスタンドも学内に多数あります。

自習は、語学センター内に自習スペースがありますが、あまり充実しているとはいえません。ただ語学センターの無料wifiが使えるので、パソコンを持ち込む人は語学センターの自習スペースで勉強することが多いです。大学内に図書館が多数あり、メインの総合図書館の地下は24時間開いています(ほかの国立大学でも24時間開いていると聞きましたので、台湾の大学では特に特別なことではないようです)。私は語学センター近くの社会学部の図書館が近くて、新しくてきれいなので、お気に入りでした。ここは平日は夜9時まで開いています。図書館の奥の書籍がずらーっと並んでいる場所は窓にそって机が並んでいて、落ち着いて勉強ができます。入口をはいったところは、丸いテープるが点在していて、多少ぶつぶつ言っても大丈夫なので、プレゼンの原稿を覚えたりするのに使っていましたが、ここはテーブルも少なくて、いつも長時間占領している人がいるので、なかなか使えませんでした。
そういうときは、語学センター前の辛亥路の向いにある、スターバックスコーヒーが席数が多くて便利です。ただドリンクは学生にとってはちょっと高価ですが。

社会学部の図書館。台湾大学内の図書館で一番美しい図書館と言われています。日本人の設計です。

学内には屋外にテーブルとイスが置いてある場所が多数あり、そこで勉強している人もいますが、天気がいい日にちょっとお昼を食べるのはいいのですが、大学内は自然も豊かなので、蚊も多い。虫刺されには注意する必要があります。台湾では小さい黒い蚊に刺されるととってもかゆいです。

昼食は、小福楼と言われる、1階にコンビニとか郵便局が入っているビルで昼頃お弁当が多数売られるので、それを買って、屋外のテーブルや2階のレストランが並んでいるところのテーブルで食べることも多かったです。その2階にはお寿司やタイ料理やモスバーガーなどが入っています。
語学センターから徒歩5分ぐらいの赤い扉のビルにはマクドナルドやパン屋さんがあり、奥はいくつかのレストランが入っていて、席もたくさんあります。私は「丘蒔堂」というお店がおいしくて安いので、お気に入りでした。

丘蒔堂のキムチ豚鍋。ごはんと王子麺が選べてこれは麺のほう。100元しません。丼物もおいしくて、目玉焼きを追加することもできます。

丘蒔堂のとなりのビッフェ形式でおかずを選ぶお店もお客さんが多いです。

公館のほうに向かうとパンケーキ屋さんの小屋があっていつも甘い香りがします。大学は一般の人の散歩コースにもなっているので、混んでいることも多いですが、金曜日は授業が終わったあと、学内を散策して、ここでお昼代わりにパンケーキを食べていました。学生は1割引きなのですが、そこでパンケーキを買うようになって3回目ぐらいに初めて「学生証ある?」と聞かれ、1割引きで食べられることを知りました。なんだ、2回ぐらい正規料金を支払っていたよ!で、しばらくして、注文口に「学生は1割引き」というのがちゃんと掲示されていました。
この時は「学生証ある?」だったのでわかりましたが、お店によっては「證件ある?」という聞き方をすることがあります。これは何らかの証明書類のことで、学生以外にも教職員の証明など割引対象の証明書を差します。最初これの言葉がわからず、「学生証ならある」と答えたところ「そうそれよ」と言われたことがありました。

台湾大學には農学部の農場があり、そこで作っている牛乳はおいしいと評判です。朝と午後一般の人が長蛇の列を作って購入しています。学生は、小福楼などのコンビニ内でいつでも買えますが、売り切れていることもたびたびあります。学生であることを証明するため学生証を見せた時に「教師かと思った」と言われたこともあります・・・。まぁ、そりゃそうだよね。

暑い台湾では乳牛を育てるのは大変なので、牛乳は高級品です。私は台湾の牛乳やヨーグルトなどの味が好みではないのですが、台湾大學の牛乳はおいしいと思います。これでバナナ牛乳を作ると最高!120元(1年前は100元でした)

アイスクリームも人気があります。日本で言うとアイスクリームじゃなく、ラクトアイスのような感じ。30元(小福楼だと29元)

台湾大學グッズを売っているお店が校史館の2階にあります。クリアファイルやボールペン、マスキングテープなど文房具が充実しています。またcolazで作成している台湾大學のTシャツも買えます。
colazは店舗がなく、ネットや大学内のコンビニなどでTシャツが売られていますが、もうひとつ大学のTシャツなどは、Cool Code のお店がパンケーキ屋さんから近いところにあり、そこで実物を見て買うことができます。グリーンのかわいい小屋風の店舗です。秋と冬はここのスタジアムジャンパーが学生に人気で、私も着ていました。スタジアムジャンパーは予約制で、注文してから2週間ほどで受け取れます。
台湾大学のTシャツは観光客にも人気で、だれに配るのか大量に買っていく人がいたりします。

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小 甜
小 甜
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オーバー60歳で、台湾に語学留学しました。何度も旅行で来てマニアックな経験も相当したし、日本から近いし、安全って言われているし・・・でも、いざ留学生として住んでみるとやっぱりいろいろな問題にぶちあたります。いっぽうでは、留学生の間で難しいといわれていることがあっさり解決できて、ちまたの情報は古いのか?と思うこともあります。私が日々経験するあたらしい台湾生活をご紹介していきたいと思います!
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