大同大学内の美しい日本家屋
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60から台湾で人生を1ミリうごかしてみる!
台湾の近代史の中で暗い影を落とす戒厳令下の政治犯弾圧。その過ちを忘れないようにと景美軍事看守所跡に作られた人権博物館(新北市新店区)、そこに白色恐怖景美紀念園區として当時の裁判所や、監獄が展示がされています。入場無料で、身分証明書と引き換えに無料で日本語の音声ガイドも借りることができます。
政治犯といっても拷問による自白しか証拠がない、そんな悲劇に見舞われた人たちの足跡をたどるのはつらいですが、展示は見ごたえがあります。またネット参観も可能ですので、興味のある方は、https://vr360.nhrm.gov.tw/JingMeiMemorialPark/pc3d.htmlからご覧ください。開設は中国語です。
監獄跡、中には接見室や作業所もあります。足枷も見えます。死刑執行は早朝に行われたそうです。受刑者の部屋も見られます。
法廷。内部も見られます。
有名な美麗島事件の裁判が行なわれた法廷。初めて被告と弁護士が自由な発言を許され、記者も傍聴できました。記者は30人も集まったそうです。