「フンクエ」って?中国語を日本語表記にするのは難しい

先週の金曜日にたまたまテレビをつけたら、女優さんが行きつけのお店を紹介していました。それは大阪にある台湾スィーツのお店。その女優さんは仙草ゼリーがお好きだとか。
そのお店は、本場台湾の再現率が高くて、店頭に豆花や仙草ゼリーのトッピングが数多く並んでいます。日本のほかのお店ではあまり見かけないハトムギや豆類などもありました。そして、トッピングのうち、私も大好きな「粉粿」をレポーター役の人が店員さんにこれは何か聞いていました。お店の人は、「わらび餅みたいなもの」と答えていましたが、名前を「フンクエ」と言うのです。ピンインでは「fenguo」、注音符号では「ㄈㄣˇ ㄍㄨㄛˇ」。どちらも「フンクエ」という発音とは似ていないと思うのですが、日本の苗字のネームプレートを付けた店員さんは「フンクエ」と確信しているようでした。
私が「粉粿」を初めて知ったのは、台湾留学中、近所の人気かき氷屋さんでした。黄色いトッピングを指さして、「これは何?」と店員さんに聞いたところ教えてくれたのが、それでした。私には「フェングオ」と聞こえました。わらび餅のようなもちもちの食感で、やや大きめにカットされたそれは、かき氷に入れると食事代わりになるくらいおなか一杯になります。近所のお店では黄色以外に黒糖の黒い粉粿もあり、「黄色の粉粿」「黒色の粉粿」と注文していました。
日本語とは全く同じ発音ではないので、カタカナに直すと正確には表せないので、人によって違う表記になるのかもしれません。
そういえば、香港の俳優で歌手の張学友も日本では「ジャッキー・チュン」と言われます。「張」は広東語では「ジェン」、中国語では「ジャン」だと、私には聞こえますが、広東語の「ジェン」は日本語の「ジェン」とは違って「ジェ」と「ゼェ」の間みたいな音ですし、中国語でも「ジャ」がジャパンの「ジャ」じゃなくて歯を「イー」と言うようにして発音します。
外国語を日本語に表記しようと思うと難しいですね。